葬儀の順番ってあるの?葬儀までに必要な準備も解説!

葬式

はじめに

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今回は葬儀を執り行う場合の順番や、葬儀までに必要な準備について簡潔にお話しします。

葬儀の順番は知っていますか?

親族の不幸は、時として急に訪れることもあるのではないでしょうか。
今までやった事が無い方だと「何から取り掛かれば良いか分からない」、「優先順位が把握できず進めることができない」と混乱してしまう状況になってしまうこともあり得ると思われます。
葬儀を執り行うことに不安を感じている方々へ、ここでの内容が少しでもお力添えになれれば幸いです。

葬儀の前、その後の順番について

順番は場所や文化によって異なりますが、一般的な流れは以下の通りです。
1.準備・・遺体を清め、衣服を着せ、棺に納める。また、会場や式場の準備を行う。
2.葬儀 – 遺族や関係者が集まり、遺体と向き合い、最後の別れを告げる式が行われる。
3.葬送 – 遺体を車で移動させ、墓地や火葬場に向かう。
4.火葬・埋葬 – 遺体を火葬したり、埋葬したりする。
5.供養 – 遺族や関係者が遺体に対してお焼香やお祈りを捧げる。

また、宗教によっては、祈祷やお経が唱えられることもあります。これらの順番は、地域や宗教によって異なる場合がありますので、参考程度にお考えください。

葬儀までの準備

葬儀までに行う必要がある段取りをまとめていきます。

連絡をとる

逝去されたことを家族へ連絡します。
家でお亡くなりになった場合は病院またはかかりつけ医へ連絡し、病死や自然死以外の場合は、警察への連絡が必要となります。遺族や関係者が自分たちで対処しなければならないため、精神的にも大変なことが多いです。

死亡診断書の受け取りと提出

医師によって死亡確認がされ、死亡診断書が作成されます。
死亡診断書を参考に死亡届を作成し、市町村に提出しましょう。
死亡届は逝去から7日以内に提出する必要があります(国外で死亡があったときは、その事実を知った日から3ヶ月以内)。どうしても行くことができない場合は葬儀社にお願いすると代行してくれます。

葬儀式場の手配

葬儀社に連絡して遺体の受け入れや手配を行います。
葬儀の規模や費用など、納得がいく場所を探しましょう。
必要な葬祭用品や接待料理など、必要な用意を葬儀社に相談してください。普段お会いする機会の少ない親族が来られる為、集まりやすい場所を選ぶことも重要です。

葬儀までの間は自宅、または斎場で安置します。
搬送先が決まれば、葬儀社が搬送してくれますので、相談してみてください。

ご遺体の搬送

葬儀までの間は自宅、または斎場で安置します。
搬送業者に依頼する場合は、通常は葬儀社を通じて手配することが多いです。
葬儀社は、故人のご遺族に代わって搬送業者との手配を行ってくれます。また、直接搬送業者に依頼することもできます。

お坊さんへ依頼する

お坊さんの読経をお願いする場合は、普段お世話になっているお寺から連絡し、予定が合わない場合は近くのお寺に問い合わせたり、僧侶派遣サービスの利用をお勧めします。
どのような依頼をしたいのか、どのような式典や儀式なのか、予算や日程などを伝えましょう。

訃報を知らせる。

葬儀の日程が決まり次第、まだ逝去した事を知らない親族へ連絡しましょう
・親族は3親等までを目安にすると良いでしょう。
・親族、知人・友人、職場や学校にも伝えましょう。
・電話連絡が難しい場合はメールでも良いです。

葬儀について

葬儀の進行にも順番があり、文化や宗教によって異なりますが一般的に以下のような順序があります。

参列者の到着

葬儀の場所に参列者が集まると、葬儀の開始前に参列者同士でお互いを挨拶し合います。参列者は、故人や遺族に対するお悔やみの言葉を述べ、花や香典を手渡します。

葬儀の開始

司会者や僧侶が司式を務めます。式の冒頭では、司会者や僧侶が参列者に挨拶をし、故人の功績や人生を追悼する言葉を述べます。

参列者の弔辞や供養

参列者は、故人や遺族に対するお悔やみの言葉や、追悼の気持ちを述べる弔辞を読み上げる場合があります。また、参列者がお香をたいたり、線香を立てたりすることで、故人への供養を行います。

葬儀の終了

葬儀が終了したら、参列者は故人や遺族にお悔やみを伝え、席を立ちます。その後、故人の棺や遺骨を火葬場や墓地へと送り出すための送り出しの儀式を行う場合もあります。

以上が、一般的な葬儀の順番です。葬儀を行う前に必ず詳細を確認してください。また、葬儀を行う際は、参列者の皆様にご協力をお願いして、葬儀を円滑に進めるようにしてください。

まとめ

以上、葬儀の順番や葬儀までの準備についてお話ししました。

葬儀は、亡くなった方を偲ぶ儀式です。葬儀を円滑に進める為には事前に多くの準備を短時間で遂行する事と、順番を把握しておくことが必要です。静かな心で故人をお見送りする為に、日頃から家族と話し合って準備を進めておくと良いでしょう。

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